歴史ある楽器である津軽三味線。「自分も弾けるようになりたい!」と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、「教室に通う時間がない」「近くに三味線教室がない」など様々な理由で三味線を学びたくても学べない人もいると思います。
そんな方のために独学でも分かりやすい動画、初心者向けの曲・弾き方などについてまとめようと思います♪
津軽三味線は独学でできる?
そもそも、津軽三味線は独学でも習得できるのでしょうか?
バチの持ち方や構え方など基礎的な部分でも変な癖がついてしまうと戻すのが難しいです。
また、調弦・音合わせ(チューニング)のやり方が分かっていないと弾く段階にもたどり着けません。
そのため、三味線教室に通った方が対面で分かりやすく教えてくれると思うので、習得はしやすいと思います。
しかし、今は初心者向けのDVDや教本も売られていますし、初心者向けの津軽三味線セットとして、弾くために必要なもの一式を5~10万円程度で揃えることができます。
独学は無理とまではいかないまでも、難しいとは思います。自分がどの程度上達したいかによって選択するのも良いかもしれません。
しかし、独学にしろ、教室で学ぶにしろ、大事なのは諦めない心と三味線を楽しむ気持ちではないかと思います♪
津軽三味線初心者向けの曲は?
「津軽三味線を始めたい!でもどの曲から練習したらいいんだろう」という方のために津軽三味線でよく弾かれているの曲をまとめてみました。
ソーラン節
ニシン漁の際に唄われたものの一節です。「ソーラン ソーラン」の噺し言葉から「ソーラン節」と呼ばれています。
その他にも、「花笠音頭」や「ドンパン節」などは比較的初心者でも習得しやすい曲だと思います。
すごい!かっこいいですね!
いつかは弾いてみたいかっこいい曲は?
三味線を習得するからには、いつか弾いてみたい、上級者向けの曲もご紹介しますね!
本当にかっこよくて憧れます(´艸`*)
津軽じょんがら節
「津軽じょんがら節」は津軽三味線の伴奏で歌われる民謡です。「津軽よされ節」「津軽おわら節」とともに『津軽の三つもの』と呼ばれています。
諸説ありますが、「じょんがら」は阿呆陀羅経を語り物にして節をつけたものを唄う門付け芸人の「ちょんがれ坊主」から来ていると言われています。
津軽あいや節
熊本県の民謡「牛深ハイヤ節」を源流とする民謡です。『津軽の三つもの』に「津軽あいや節」と「津軽三下り」を加えて津軽五大民謡と呼ばれています。
津軽三味線・準備するものや弾き方は?
三味線を弾くにはまず「三味線」「撥」「駒」「指すり」「膝ゴム」等が必要です。
撥の持ち方
小指と薬指で握りを上から挟んで、親指の腹を表に乗せます。人差し指・中指・薬指を斜めにし、親指から撥先は1cmほど出します。持ち方が悪いと手に負担がかかるため、正しい持ち方を心掛けましょう。
三味線の構え方
右足太ももの中心に三味線の胴を乗せます。胴の角部分は左斜め上になるように構え、半分以上外側になるように構えます。
お腹が三味線に当たると音が響かないので、お腹に当たらない位置に構えます。
右手を胴の上に乗せ、右手首は三味線の胴と三角になるようにすると良いです。
津軽三味線、独学でも分かりやすい動画は?
「実際に見てみないとよく分からない・・・」という方のために初心者向けの動画をご紹介致します。
「初心者のための津軽三味線」
津軽三味線の組み立て方、撥の持ち方、構え方、奏法など分かりやすく解説してくださっています。
正面からのアングルで基礎的なことから少し発展的なところまで教えてくれるため、対面で学んでいるようにも思えます。
「だれでもできる津軽三味線講座」
「だれでもできる津軽三味線講座」というシリーズで津軽三味線の構造や構え方についてなどがまとめられています。
項目ごとに動画がまとめられているので、自分が知りたい部分を選んで動画を見ることができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は三味線の弾き方・初心者向けの曲などを簡単に紹介しました。
独学でもっと学びたい!という方は教本やDVDなどを購入してみると、より詳しいことが学ぶことができます。また、プロの人たちのHPも参考になるので、おすすめです!
みなさん自分にあった楽器・学び方などを選んで楽しい三味線ライフを歩んでいきましょうね♪