NHK「民謡魂」に三代目今井篁山さんが出演されました!
ドッシリとした、重みのある伸びやかな唄声と節回しが本当に素晴らしかったですね!
今回、民謡魂に初出演をされた三代目今井篁山さんとは、一体どのような方なのでしょうか?
プロフィールや過去の受賞歴などについて、まとめてみたいと思います!
三代目今井篁山さんプロフィール
さっそく、プロフィールからご紹介していきます。
- 名前:三代目 今井篁山(いまいこうざん)
- 生年月日:1951年(昭和26年)4月20日
- 血液型:B型
- 出身地:札幌市
- 居住地:北広島市
- ホームページ:三代目今井篁山グループHP
- SNS:Facebookはコチラ。
ブログやTwitterは現在のところやられていないようです。
札幌をはじめ、各地区で民謡教室を開かれています。
指導経験が豊富で、民謡初心者の方や、小学校入学前のお子さんも大歓迎。
詳しくは上記ホームページをチェックしてみて下さいね。
三代目今井篁山さん民謡魂での歌唱曲は?
民謡魂での歌唱曲は次の通りです。
- 北海盆唄
- 秋鮭大漁節
- 道南口説節
ひとつずつご紹介していきますね。
北海盆唄(ほっかいぼんうた)
昔、越後から小樽市へ集団移住してきた人々が故郷の唄を持ち込み、唄っていたのが全道へと広がった唄です。昭和29年に初代今井篁山師がレコード化、その後、三橋美智也が全国的に広めました。
秋鮭大漁節(あきあじたいりょうぶし)
この唄は、民謡歌手の大塚文雄さんがレコーディングをして広めた新民謡。
北陽の荒波に挑む漁師の力強さを表現しています。
道南口説節(どうなんくどきぶし)
北海道の道南地方に残る瞽女(ごぜ)の唄と言われています。瞽女とは、目の不自由な女性を意味し、各地で門付けをしながら民家を回り、民謡などを唄ってわずかなお金や食料を頂いていたそうです。
この曲は昭和28年ころに函館の佐々木基晴師が発掘し、全国的に広まった曲です。
三代目今井篁山さんの経歴まとめ
ここからは、三代目今井篁山さんの経歴(生い立ち)や受賞歴をご紹介していきます。
昭和26年に札幌市で誕生。
5人兄弟の末っ子で、上にお姉さまが4人いらっしゃいます。
昭和38年、12歳のころに故・初代今井篁山師に弟子入り。
お稽古はとても厳しく、時には強く叱られることもありましたが
「理由があってられたのだ」と心に留め、より一層お稽古に励まれたそうです。
またお母さまは時に厳しく、時にやさしく、いつも応援してくれる存在だったとの事です。
昭和44年:札幌民謡連盟による大会にて「江差追分の部」優勝・「全国民謡の部」準優勝という成績を残されています。この時は高校生でした。
昭和45年:北海道民謡連盟の全道大会にて、「全国民謡の部」優勝
北海道新聞社主催全道民謡大会にて「江差追分の部」優勝
札幌民謡連盟の大会にて「全国民謡の部」優勝
これだけでもすごい事ですが、ここから更に
- 「道南口説節全国大会」優勝
- 「北海よされ節全国大会」優勝
- 日本民謡協会民謡民舞全国大会/内閣総理大臣杯優勝
- 「秋の山唄全国大会」優勝
- 「南部牛追唄全国大会」優勝
- 「最上川舟唄全国大会」優勝
- ’97 NHK日本民謡フェスティバル優勝(グランプリ受賞)
など、たくさんの全国大会で優勝をされています。
また、現在は北海道民謡連盟最高師範として日本の伝統文化である民謡の普及や、子供たちの育成に尽力されております。
三代目今井篁山さんのかっこいい動画を紹介
ブログやTwitterはやられていないようだったのですが、YouTubeに動画がいくつかありましたので、ここからは、三代目今井篁山さんが唄うかっこいい動画をご紹介させていただきます。
まずは、三代目今井篁山といえばこの曲!とも言われている道南口説節です。
’97NHK日本民謡フェスティバルでグランプリを受賞された時のものですね。
次にご紹介するのは「浜小屋おけさ」
松前江差が栄えていたころ、船乗りたちによって伝えられた漁師たちの酒盛り唄です。
最後は「函館甚句」という曲です。
昭和33年に函館の田原賢声師が作詞作曲して発表された新民謡です。
北洋漁業の根拠地である函館港を唄った曲になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、民謡魂にご出演の三代目今井篁山さんについてご紹介しました!
民謡教室も各地で行っておりますので、ぜひホームページもチェックしてみて下さいね。