日本の伝統文化でもある着物。
冠婚葬祭の時や、おしゃれにファッションとして着ることもできます。
普段のお出かけ時にも、着物を気軽に着られたら楽しいですね♪
ただ、着物の折りジワで困ったことはありませんか??
久しぶりに着物を着ようとタンスから取り出したら、折りジワがついている‥。
そんな時、シワをどう取ったらいいか悩みますね。
着る意欲も減ってしまい、気分も下がってしまいます。
今回は、そんな着物の折りジワの悩みを解決します!
着物の折りジワを解消!素材別アイロンのかけ方は?
着物をタンスに入れる時、たたみ方を失敗して入れてしまった‥。
シワに気づかず、そのままタンスに入れて保管してしまった‥。
こんな状況で着物をタンスなどに、保管しておくと折りジワがついてしまいます。
折りジワにはアイロンがけで解決しましょう!
簡単なシワなら着物をハンガーなどで1日ほど掛けておけばシワが取れますが、くっきり付いた折りジワは取れないことが多いです。
そんな時はアイロンの出番です!
ただ、とりあえずでアイロンをしてしまうと、とても危険です。
着物は様々な生地で作られていますので、素材に合ったアイロンかけをしましょう。
特に値段が高い着物が、アイロンのせいで傷んでしまうことも‥。
着物を傷めないように、正絹・木綿・ポリエステル素材のアイロン方法を紹介します。
【正絹‥中温で当て布をしてアイロンをかけます。】
正絹は繊細な生地になるので、気をつけてアイロンをする必要があります。
高温でアイロンをするとダメージを与えるため、中温で当て布をしましょう。
絹は水で濡らすと縮む恐れがあるため、霧吹きは注意です。
霧吹きをしたい時は、当て布に霧吹きをして着物が濡れないように気をつけます。
アイロンを当てる時も強くかけずに、優しく少しずつ丁寧にを心がけると良いですね。
【木綿‥高温でしっかりアイロンをあてます。】
木綿は高温でアイロンがけができます。
着物によっては、霧吹きやスチームを使ってアイロンしても大丈夫です。
木綿はアイロンをしやすい素材になりますね。
【ポリエステル‥中温で当て布をしてアイロンをかけます。】
ポリエステルも中温でポリエステル設定があれば、その温度にしましょう。
霧吹きをする場合は、着物にせずに当て布にしておくと安心です。
特にポリエステルの着物は自宅で洗濯できる物もありますので、アイロンをマスターすれば気軽にお手入れが出来て嬉しいですね。
また、シワにもなりにくい素材なので、初心者にはオススメです。
着物のアイロンかけポイントや注意点は?
素材別のアイロン方法を紹介しました。
他にも着物をアイロンする時に、知っておく良いポイントや注意点も説明します。
アイロンをする時のポイントは、基本は中温で当て布をすることです。
また着物には布目がありますので、布目に沿ってアイロンをかけるもの綺麗になるポイントです。
ギューッと押し付けてアイロンはせずに、優しく丁寧にかけるといいですね。
表面からアイロンしたら生地が痛みそう‥。
そんな時は裏地から当て布をしてアイロンするのもポイントです。
不安な時は裏面からアイロンをして、それでもシワが取れない場合は表面からのアイロンが良いかと思います。
注意するポイントは、刺繍などの装飾がある時です。
普通の洋服と違い、着物には豪華な刺繍などがある場合も多いです。
装飾の部分はアイロンすると痛めてしまう可能性が高いため、その部分は避けましょう。
着物は水で生地が縮むことがあるので、直接霧吹きはしないことも注意点です。
霧吹きは着物にせず、当て布に霧吹きすることがポイントです。
着物を自分でアイロンできれば嬉しいですね。
しかし、不安な場合はプロの着物屋さんに相談する方が良い時もあります。
留袖や振袖などの値段が高い着物は失敗したときのリスクを考えると、プロにお願いした方が安全かと思います。
着物の折りジワが付きにくいたたみ方や収納方法のポイントとは?
折りジワが付く前に綺麗に収納できれば、アイロンもする必要がないので嬉しいですね。
着物のたたみ方は、「本だたみ」が良いかと思います。
着物がシワになる原因が自己流でたたんでしまうことです。
「本だたみ」は基本のたたみ方なので、そこまで難しくないので覚えて実践できるといいですね。
たたみ方をマスターすれば、綺麗に収納できるのでオススメです♪
\本だたみのやり方はコチラを参考にどうぞ!/
また、折り目の間にラップの芯などを挟んでおくと、しわが付きにくいのでぜひ試してみて下さいね!
収納方法は「たとう紙」という、着物を保管できる和紙に入れて置くと綺麗に保管できます。
和紙素材なので、湿気から着物を守ってくれ、カビになりにくいようです。
収納場所は、スペース必要ですが平置きで置いておくといいですね。
生地を傷めないように、直射日光に当たらない場所に保管することも忘れずに!
まとめ
着物の折りジワの解決方法を紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
シワへの対処法は、着物の素材に合わせたアイロンがけをすることです!
たたみ方や着物の収納方法も、シワに対する大切な予防になりますね。
収納前にシワの確認も大事ですが、シミや汚れもないかも確認するのも綺麗な保管になります。
ぜひ活用して、着物の綺麗な収納やシワのお悩み解決に役立ててください!
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