【簡単】浴衣のたたみ方!洗濯方法と保管するときのポイント

浴衣 たたみ方 保管 着物・浴衣

夏になると着る機会の増える浴衣。

花火大会やお祭りなどのイベントには、浴衣が大活躍しますよね。

でも、浴衣を着た後のケアを怠ると、シミやカビが生えたりして翌年着れなくなってしまいます。

そうなる前に、正しい洗濯と保管方法をマスターしておきましょう!

 

簡単に浴衣をきれいに保てるので、毎年浴衣を楽しめるようになりますよ♪

ぜひチェックしてみてください。

浴衣の洗濯方法

浴衣 たたみ方 保管

浴衣はクリーニングに出すと1000円~2000円ほどかかりますが、自宅でも簡単に洗えます。

まずは浴衣のタグについている洗濯表示を確認して、水洗いや手洗いができるかを確認しましょう。
綿の浴衣であれば、洗濯機で洗える確率が高いです。

濃い色の浴衣や柄ものの浴衣は色落ちする場合があります。
洗う前に目立たないところで色落ちしないかも確認しておくと安心です。

裾や縫い合わせの裏側などに洗剤を付けてもみ洗いをしてみて、色が落ちなければ洗濯できます。

手洗いの場合は水を貯めた桶などで優しく押し洗いをします。

洗濯機で洗う場合は、必ず洗濯ネットに入れて洗濯します。
洗濯ネットはたたんだ浴衣がぎゅうぎゅうにならない、ある程度ゆとりのあるサイズを選んでください。

ワイシャツを入れる用の長方形の洗濯ネットの大きさが、浴衣を入れるのにちょうどいいです。

洗剤はおしゃれ着用などの中性洗剤を使います。
粉洗剤は洗浄力が強く色落ちする事があり、冬場は溶け残る可能性もあるため、液体洗剤を使うのがおすすめです。

 

洗濯コースはドライコースで洗いましょう。
ドライコースがない場合は、弱水流など優しく洗えるコースか、手洗いで洗いましょう。

洗濯した後に干す時は、袖から竿に通してまっすぐに広げて干すか、和装用ハンガーを使います。
直射日光を避け、室内で陰干しをしたほうが日焼けも防げます。

 

和装用ハンガーは私も使っていますが、着物や浴衣の袖までしっかりシワなくかけることができますし、また、浴衣の帯や腰ひもなども一緒にかけておくことができてとても便利です!

 

 

 

簡単!浴衣のたたみ方

浴衣は複雑な形をしているのでたたむのが大変だと思われがちですが、実は簡単にたためます。

まず、たたむ前にたもとや裾にゴミなどが溜まっていないか確認しましょう。

ゴミやホコリが残っているとカビや異臭の原因になります。

 

浴衣をたたむには広いスペースが必要にになるので、浴衣が広げられる十分な広さの床を確保してからたたみます。

最初に浴衣を襟が左側、裾が右側に来るようにして広げます。
裾までしっかりと広げておけば、たたむ作業がスムーズにできますよ。

 

広げたら、右前見頃を脇線の部分で折り返します。
手で折った部分を押さえながらしっかりとたたんでいきます。

浴衣 たたみ方 保管引用:呉服のひぐち

次に、右側の見頃をおくみ線から外側に折ります。

浴衣 たたみ方 保管

左側の見頃の、衿とおくみを右前見頃に重ねます。次に、脇線を持って左側の見頃を右側の見頃と重なるように縦に半分に折ります。

浴衣 たたみ方 保管

ここまで折ると浴衣が縦長になります。
縦長になった浴衣を袖の端から三等分に折りたたみます。

浴衣 たたみ方 保管

最後に、見頃から出ている左右の袖を重ねて見頃の上に折りたたみます。

浴衣 たたみ方 保管引用:呉服のひぐち

 

この手順でたたむとシワになりにくく、しまう時に省スペースですむのでしまいやすくなります。

 

 

洗濯する時も、ネットに入れる前にこのたたみ方でたたんでおきましょう。
汚れやすい襟や裾が外側に出るようにして折ると、洗濯するときに汚れが落ちやすくなります。

浴衣を保管するときのポイント

浴衣 たたみ方 保存

着物を保管するには桐の箪笥が一番と言われています。

が、一般的な浴衣であれば桐の箪笥ではなくても、プラスチックの衣装ケースや普通の引き出しでも大丈夫です。

一般なハンガーに吊るしっぱなしにしてしまうと、たもとや肩の部分がヨレてしまいます。

浴衣はハンガーで保管しないようにしましょう。

保管するときは先ほどご紹介したたたみ方でたたむか、スペースがあれば最後の三つ折りをせず、半分にした状態でしまいます。

シワにならないように、しまうときは詰め込まないようにすると次に着るときにきれいな状態で着れますよ。

しまうときは、上に洋服を重ねてしまうと湿気が溜まりやすくなってしまい、カビや偏食の原因になります。

上の方にしまうか、できれば浴衣のみ1枚を重ねずに収納しておくと風通しも良くシワになりにくいです。

保管の際には、湿気防止に除湿剤と防虫剤を浴衣と入れておきましょう。

和装用のものでなくても、一般的な除湿剤と防虫剤で構いません。

除湿剤と防虫剤を入れておけば、浴衣を包むたとう紙は必要ありません。

 

 

保管するときはしまいっぱなしにせず、一年に一度、半年に一度くらいのペースで定期的に虫干しをしておくと、カビや虫食い予防になります。

虫干しは冬場の乾燥している時期に、直射日光や正面を避けて風通しのいい部屋で行うと効果的です。

虫干しするときに浴衣のほつれやシミをチェックして、必要であれば洗濯をしておくと清潔に保てます。

 

まとめ

浴衣は、お手入れ次第で何年も長く着ることができます。

毎日着るお洋服と違い、きちんと大切にしておけば、子供の代に譲ることだってできます。

洗うとき、しまうときのたたみ方を意識するだけでも効果的ですよ。

簡単にできる浴衣の洗濯やお手入れをを、ぜひ実践してみてください。

 

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