秋田県では民謡が盛んに唄われています。
自然をうたったもの、名所名跡をうたったもの、船乗りのうたなど、本当に名曲がたくさんあります。
そして、その歌声を披露する全国大会も各地で行われています。
その中でも有名な4つの全国大会について、歴代の優勝者と出場申し込み方法などを調べましたのでまとめてお伝えします。
秋田船方節全国大会の歴代優勝者と出場申込み方法は?
秋田船方節は、船乗りの心意気をうたったものです。
歴代優勝者を以下にまとめました。
<令和元年>
一般の部優勝:高橋 愛実香さん
熟年の部最優秀賞:国柄 ミヨ子さん
年少の部最優秀賞:高橋 杏里さん
<平成30年>
一般の部優勝:高橋 愛実香さん
熟年の部最優秀賞:岡本 フキ子さん
年少の部最優秀賞:川井 ふたばさん
<平成29年>
一般の部優勝:浜口 優花さん
熟年の部最優秀賞:猿田 茂雄さん
年少の部最優秀賞:伊藤 泉美さん
出場の申し込みは、年齢によりエントリーの部門が違います。
熟年の部は70歳以上
年少の部は一部が小学校5年生以下、二部が小学校6年生~中学生
その他が一般の部となります。
県内外の民謡愛好家による大会となっています。
申し込みは男鹿市文化スポーツ課文化ジオパーク推進班まで。
電話番号: 0185-24-9103(文化財)/0185-24-9104(ジオパーク) FAX: 0185-24-9200
E-mai:bunka@city.oga.akita.jp(文化財)/geopark@city.oga.akita.jp(ジオパーク)
生保内節全国大会の歴代優勝者と出場申込み方法は?
生保内節は、生保内に吹く東風(だし)や、豊かな自然をうたったものです。
歴代の優勝者は次の通りです。
<令和元年>
一般の部優勝:吉田 友音さん
年少の部優秀賞:伊藤 泉美さん
<平成30年>
一般の部優勝:地主 和希さん
年少の部優秀賞:谷川 未采さん
<平成29年>
一般の部優勝:高橋 愛実香さん
年少の部優秀賞:田口 亜澄さん
エントリーは一般の部と年少の部にわかれています。
出場申し込みは仙北市民会館内生保内節全国大会事務局まで。
電話:0187-43-3143
長者の山全国大会の歴代優勝者と出場申込み方法は?
長者の山は山の恵に対する喜びをうたったものです。
課題曲の指定はあります。1番は固定ですが、2番の歌詞は選択できるようです。
自分ののどの特徴や声の特徴を生かして、また自分のとって感情移入などの面で歌いやすい歌詞を選択して歌うことができるようです。
♪課題曲♪ 民謡「長者の山」
【1番】
盛る盛ると 長者の山盛るナ 盛る長者の山サーサ 末長くナ
…………………………………………………………………………………
【2番】 (下記の歌詞より選択)
・山さ野火つく 沢まで焼けたナ なんぼかわらびコ ほけるやらナ
・さんか深山の さなづらぶどうもナ わけのない木に からまらぬナ
・山に切る木は いくらもあれどナ 思い切る木は 更にないナ
歴代優勝者は浅野 沙樹さん、須田 政博さん、浜口 優花さんなど。
エントリーは熟年の部、ジュニアの部、一般の部とわかれています。
出場申し込みは民謡長者の山全国大会実行委員会まで。
〒019-1404 秋田県仙北郡美郷町六郷字馬町83
(美郷町観光情報センター内)
TEL0187-84-0110 FAX0187-84-3553
秋田追分全国大会の歴代優勝者と出場申込み方法は?
民謡王国秋田県の中で最も親しまれている民謡のひとつとも言われているのが秋田追分です。
秋田追分の生みの親は五城目町出身の今は亡き鳥井森鈴氏(本名 儀助)で、秋田追分の正しい伝承と保存及び普及を図るため、全国の民謡を愛する皆さんから発祥の地であります五城目町で自慢ののどを披露していただきたく、開催しているものだそうです。
エントリーは年少の部、一般の部、熟年の部とあります。
普段は大会で尺八を担当している方が歌声を披露したり、年少の部に少女7名が出場して将来が期待できる若々しい歌声を披露したりした年もあったようです。
歴代優勝者は以下の通りです。
<令和元年>
一般の部優勝:佐藤麻衣さん
熟年の部最優秀賞:藤原 廣志さん
年少の部優秀賞:石川 空青さん
<平成30年>
一般の部優勝:高橋 惇さん
熟年の部最優秀賞:佐藤 正太郎さん
年少の部優秀賞:川井 ふたばさん
<平成29年>
一般の部優勝:仲村 菊江さん
熟年の部優秀賞:岡本 フキ子さん
出場申し込みは
〒018-1792
南秋田郡五城目町西磯ノ目1−1−1
担当者 : 五城目町役場商工振興課 商工振興係
電話 : 018-852-5222 FAX : 018-852-5369まで
まとめ
秋田県の民謡を歌って歌手になった方は藤あや子さん、三山ひろしさん、福田こうへいさん等
実力とともに知名度も兼ね備えた人が多い印象があります。
紅白歌合戦に常連の歌手として出場されています。
各民謡全国大会の優勝者もYouTubeで歌声を披露していますし、プロの民謡歌手として活動している方もいます。
ぜひ大会に出てみたい方、大会を見に行ってみたい方は、各大会実行委員会までお問い合わせください。
実施要項が変わっていたり、開催時期が変わっていたりしますので、お問い合わせはお早めに行っていただく事をお勧めします。